一柳アソシエイツは”志・情熱・信頼”を軸に、ビジネスの未来を構築します。

サイト内検索

English
構想エネルギー21研究会
2012年度
  • 2012年1月23日 当社CEO・一柳が代表を務める構想エネルギー21研究会の第74回勉強会を開催しました

 

 一柳が代表を務める構想エネルギー21研究会の第74回勉強会の講師に日本エネルギー経済研究所特別顧問(前IEA事務局長)の田中伸男氏をお招きしました。
田中氏は、通産省入省後も半分以上海外で過ごされ、一柳もかつて勤務していた国際エネルギー機関(IEA)の事務局長を昨年まで務めておられました。
一柳とも昔から親しい間柄です。
2011年9月から現職として大変忙しくご活躍されております。

 

 第74回勉強会においては、「将来の世界エネルギーシナリオと福島後のエネルギー戦略 ~IEA World Energy Outlook 2011のメッセージ~」と題し、国際的な分析・展望・日本のエネルギー政策への評価について、自ら見聞きしてきた各国の意見を交えながらここでしか聞けないご講演を頂きました。

中でも大変興味深いのは、2035年の中国を中心とするアジア需要の世界へのインパクト(例えば、世界の1/4のエネルギー投資が中国市場、中国の石油輸入量1200万mb/dとなり、ロシアの生産量mb/dを超えてしまう)、天然ガスの見通し、石炭の位置付け等、大局的かつ興味深いお話しをいただきました。

また、IEA World Energy Outlook 2010の450シナリオ(CO2排出削減シナリオ)から3.11による福島原発事故後の新シナリオとの比較を行いながら、日本の原発再稼働の有無など、日本の原発政策に対する世界の声のうち、次の2点を挙げておられました。
 ○「誰も日本に原発をやめてくれとは言っていない」
 ○「“安全”だけを取り出し感情的に原発を止めることは国際的に大変無責任なこと」
加えて、ドイツの脱原発政策の他国へ与える負担について、客観的、定量的な分析をした上で、省エネ・再生可能エネルギーに加え、安全確保を前提に原子力は重要なオプションであり続け、福島の失敗の教訓を世界と共有すべきであると主張されていました。
 質疑応答では、ヨーロッパ・アフリカのグリッド計画・Asia Super Gridの話しから日本のグリッドの弱さについて話が及び、50Hzと60Hzを統一する方法についてなど、大変前向きな議論が行われました。
 ご講演の後、別室でワインを片手に交流が行われ、盛会のうちに会を締めくくりました。

 

  

 

構想エネルギー21研究会

コンテンツ
ご案内
一柳良雄の志