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構想エネルギー21研究会
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構想エネルギー21研究会プロフィール 勉強会/会員リスト 世話人
 
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第49回勉強会を開催しました。2008年11月12日


講師に日本放送協会(NHK)解説委員の嶋津八生氏をお招きし、「国際金融危機の展開と石油情勢」と題して講演をいただきました。
嶋津氏は、当研究会の幹事も務めています。

講演では、最近の国際金融危機と原油価格の関連について、幅広い情報を基に、メディアならではの視点で話を展開されました。まず、今年に入ってからの原油価格高騰の要因として、ファンダメンタルズ論、投機論、地政学的問題を挙げ、2000年代の歴史的な金融緩和により、新興国への民間資本流入が増大し、経済が成長したことが原油価格の高騰につながっていったことを説明され、その上で、今後の国際金融危機の展開によっては、新興国の経済に打撃を与え、原油需要の低下とともに価格の更なる下落へとつながる可能性があること、また、原油価格が下落しても需要の急激な回復は見込めず、減産傾向の産油国の経済にも多大な影響を及ぼしかねないのではないか、との考えを述べられました。
また、中国経済の減速や、ロシア国内の財政状況、石油エネルギー企業の窮状など、今後起こりうる懸念についても説明され、参加者も斬新な切り口から展開される講師のお話に熱心に聞き入っていました。その後の質疑でも様々な分野のエネルギーの専門家との間で活発な議論が交わされました。

嶋津 八生

嶋津 八生(しまづ はちなり)
生年月日 昭和24年6月8日(東京生まれ)
最終学歴   昭和47年 3月 東京大学文学部 卒

主要略歴
昭和47年 4月 日本放送協会入局
函館放送局
昭和53年 6月 NHK経済部
昭和60年 6月 NHKバンコク支局
昭和62年 6月 NHK国際部
平成 3年 6月 NHK経済部
平成 5年 6月 NHK経済部副部長
平成 8年 6月 NHKシンガポール支局長
平成11年 4月 衛星放送「経済最前線」キャスター
平成14年 6月 NHK解説委員
担当:エネルギー・地球温暖化問題、アジア経済
施設見学を実施しました。2008年10月3日

当社一柳が代表を務める構想エネルギー21研究会は10月3、4日に施設見学会を実施しました。見学先は鞄本製鋼所室蘭製作所です。

構想エネルギー21研究会のメンバー19名で訪問しました。まず、日本製鋼所室蘭製作所の概要、沿革等について、佐藤所長(常務取締役)よりご説明いただきました。

工場内では、まず世界最大の14,000トン水圧プレスによる鍛錬の模様、電気炉で1,200℃に加熱された鋼塊が加工されるタイミングに重なり、普段なかなか目にすることができない工程を見学することができました。

次に、原子力発電所の圧力容器の部材や、タービンローターを製作する機械工場では、鍛錬工程で鍛え上げられた茶褐色の素材が加工・成形される様子を見学しました。成形後は、非破壊検査などにより表面、内部の傷の有無を入念にチェックし、微細な傷があれば廃棄し、作り直すことなど、品質への厳しい取組みについても説明頂きました。
この他、鉄構工場では、石油精製用の圧力容器の製造工程を、圧延工場では、天然ガス輸送管路にも使用されるクラッドパイプの製造工程等、工場内を見学させて頂きました。

最後に、歴史的にも非常に貴重な建造物である「瑞泉閣」や、日本刀製作技術の保存を目的とした「瑞泉鍛刀所」を見学させて頂きました。瑞泉閣は、明治44年、大正天皇が皇太子在位時に室蘭製作所を訪問された際の宿泊所として建築された建物で、過去に宿泊された初代内閣総理大臣の伊藤博文等の貴重な品が数多く展示されています。 また、鍛刀所では、現在も刀匠・堀井家の技術を継承されている5代目当主胤匡氏の実演を見学しました。

見学後の質疑応答では、室蘭製作所を取り巻く現状や、エネルギー問題の動静が及ぼす影響など様々な質疑が交わされました。

日本製鋼所は、世界有数の鋳鍛鋼技術を有していながら、高度経済成長以降の世情の変化から受注量が減少し、工場の設備・人員を縮小するなど大変厳しい時代を迎えることになりましたが、当時の経営陣は、自社の保有する技術を最も効率的に活かすことでき、かつコスト・品質両面から最適なエネルギー関連分野の製品に的を絞り、操業を続けて来たそうです。最近では、世界的な原子力特需や天然ガス需要の波が押し寄せ、工場の稼働状況はほぼ100%となり、今後のさらなる需要の伸びを考慮し、敷地内に鍛錬工場等の増設工事を進めているそうです。
また、工場内の鍛錬工程など大型の鋼塊を加工する工程でも、機械のオペレーションは、人の手に委ねられており、長年の歴史が培った技術・技能の伝承と、人材育成に力を入れているとのことでした。日本製鋼所が世界各国から受注する強みを聞かせて頂くなど、大変有意義な意見交換となりました。

 
 勉強会のメンバーはお陰様をもちまして29社となりました。
 会員に対するサービス、並びに会の質的向上を目指しています。
 なお勉強会の出席者は原則として各社の部長以上とし、活発な議論を展開しています。
 
1 出光興産株式会社 15 中国電力株式会社
2 岩谷産業株式会社 16 中部電力株式会社
3 宇部興産株式会社 17 株式会社テクノバ
4 株式会社NTTファシリティーズ 18 電源開発株式会社
5 株式会社エネット 19 東京ガス株式会社
6 大阪ガス株式会社 20 東京電力株式会社
7 ガステックサービス株式会社 21 東北電力株式会社
8 川崎重工業株式会社 22 日揮株式会社
9 関西電力株式会社 23 東日本旅客鉄道株式会社
10 京葉ガス株式会社 24 株式会社日立製作所
11 コスモ石油株式会社 25 富士電機システムズ株式会社
12 エネルギー資源開発株式会社 26 北海道電力株式会社
13 昭和シェル石油株式会社 27 三井物産株式会社
14 新日本石油株式会社 28 三菱商事株式会社
    オブザーバー
株式会社日本政策投資銀行
 
これまでに開催した勉強会
 
 
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