TOP >> 一流塾 >> 第一期(2008年度)
2008年5月〜2009年3月
東京ステーションコンファレンス(東京駅直結)
原則として、以下の@〜Cの条件を満たす方 @ オーナー経営者、次(時)代を担う二世経営者(候補)、 IPO(前)後の(若手)ベンチャー経営者 A 上場企業もしくは、売上高おおむね10億円以上 B 30代〜50代の方 C 三方良し(注)」の理念並びに当塾の定める倫理規定に賛同していただける方
(注)“三方良し”とは、近江商人が考えた経営哲学。「売り手良し」、「買い手良し」、「世間良し」。近江商人は、人々の信頼を得ることが何より大切。そのための心得として、取引は、当事者だけでなく、世間のためにもなるものでなければならないことを強調したもの。
38名
今回の一流塾は、講師として三枝匡氏(潟~スミグループ代表取締役会長)、島正博氏(鞄精機製作所代表取締役社長)をお迎えしました。
三枝氏は、数々の現場で理論を学び修羅場を経験された、わが国を代表する企業再生のプロフェッショナルであり、現在、ミスミグループの総帥として飛躍的にその業績を伸ばしています。「平時の危機感に満ちた組織とは何か」が同氏の信条であり、一柳塾長が、企業再生や人材・経営者育成について意気投合し、尊敬する友人です。 氏は、『経営者人材の育成と事業革新について−「戦略」と「熱き心」の経営』と題し、事業の原点は「創る(開発)、作る(生産)、売る(販売)」の基本サイクルのスピードにあり、それは5つの連鎖(価値連鎖、時間連鎖、情報連鎖、戦略連鎖、マインド連鎖)から構成され、このうち最も重要なのはマインド連鎖であると説きました。また、熱き事業集団における変革の原動力として、「戦略」と「ビジネスプロセス」を、気骨の人事を持って、人々の「マインド行動」に落とし込まない限り改革の仕掛けは効果を生まないと述べました。 島氏は、幼少時代のハングリー精神を原点に、全自動手袋編機から完全無縫製型横編機に至るまで、ニット業界の歴史を塗り変える多くの編機を世に送り出してきた、独創的なモノづくりを続ける世界のトップメーカーの経営者です。取得した特許数は、18歳で約30個、23歳で約300個、会社では2000個を超えています。一柳塾長が、氏の知識集約型産業時代に対する先見の明とエンパワードな取り組みを常々尊敬している大先輩です。 氏は、『愛・氣・創造で世界のオンリーワンへ!』と題し、ご自身の体験に基づいて、特許を取得した経緯を語られ、不可能とはやる気のない証拠であると述べました。また、何事も興味を持って観察すること、一つの事柄を徹底的に追求し不屈の精神をもって臨むこと、一瞬一日を真剣に生きること、常に原点に戻って考えること、未来を過去の延長線上で語らないこと等の重要性を強調されました。 懇親会では、特別ゲストとして尾身幸次氏(衆議院議員、元財務大臣)と緊急経済対策をまとめた若手官僚をお迎えしました。尾身氏からは、ご自身が理事長を務める(財)天風会の創始者であり、ヒマラヤの麓でヨガ修行を受け「心身統一法」を創見した中村天風氏の教えについての講話を伺いました。若手官僚からは緊急経済対策についてのご紹介を伺いました。
今回は本会開始前に、塾生による自主的な会合を開催し、卒塾後のネットワーク等について話し合いました。また、本会終了後も、恒例となった一柳塾長との放談懇親会を行い、歓談を交えながら、ホットな問題や、より魅力ある塾の今後の展開等について語り合い充実した一時を過ごしました。