TOP >> 一流塾 >> 第一期(2008年度)
今回の一流塾は、講師として、村井勝氏(元コンパック渇長、元アントレプレナー・オブザイヤー・ジャパン審査委員長)、井手正敬氏(元西日本旅客鉄道椛纒\取締役社長、関西師友協会(安岡正篤/教学・研究団体)会長)を講師にお迎えしました。 村井氏は、『日米経営比較―グローバル経営のデファクトスタンダードは存在するか?』と題する講義をしていただきました。氏は、IBM、コンパック、トヨタ等の創業者世代から次の世代へと移行する経営形態・戦略を概観し、企業戦略の環境変化へ柔軟な対応の必要性を指摘しました。また、人事制度、組織、利益処分等の様々な観点から日米の経営を比較し、企業経営に求められる、グローバルな視点、ソフトウェア投資・戦略、長期成長のためのステークホルダーマネジメントの重要性を強調しました。
井手氏の、『国鉄改革への試練と挑戦』と題する講義では、後の無い再建計画として取り組んだ当時の政治的背景や具体的な経緯、改革の意義等に触れ、改革を実施するには明確な目標が必要であり、国鉄改革は、単なる財政再建や労働組合対策では無く、自助努力を前提に、自ら愛する鉄道の再生に向け、未来を信じて挑戦した結果であると力説されました。また、自らが会長を務める関西師友協会の安岡正篤教学に触れ、人倫の元になる孝の精神の重要性を説かれました。 懇親会では、公務ご多忙の中、中川昭一財務・金融大臣にご参加いただき、混迷するアメリカの金融問題や、今後の政局、そして塾生に対する熱いメッセージをいただきました。 また、斉藤惇東京証券取引所グループ代表執行役社長にもご参加いただき、ホットな国際金融・証券市場の動向について、鋭い分析と示唆に富んだ講話を伺いました。 あずさ監査法人の佐藤正典理事長にも急遽ご参加いただきました。
塾生らからは、現下の緊急な金融情勢の中、日本の各界のトップが3人もこのときに集まってお話を聞けるとは有難く感激したとの声が上がっていました。 また、本会終了後も一柳塾長と塾生との放談懇親会を実施し、塾生の現在の問題意識から本塾の更なるレベルアップ方策まで幅広く意見交換を致しました。