株式会社 一柳アソシエイツ

一志会
「一志会」は、閉塞感が覆われた日本社会を活力あるものにするためには
他人任せにせずに、一人一人が「公の精神」をもって積極的に
社会との関わりを持っていくことが必要、との認識のもとに、
2010年12月に発足した限定メンバーによる新しい形の
”コミュニティー”です。ここには、一柳の生き方に賛同した
主に大企業の経営者が各分野から参加されています。

2018.02.07 更新

一志会特別例会(ダイキン工業「テクノロジー・イノベーションセンター(TIC)」視察・研修会)を実施しました

2018年2月2日

 
 一志会では、定例の例会とは別に、会員有志が幹事となって、毎年、特別例会を企画・開催していますが、今回は、澤井氏(ダイキン工業)及び椎名氏(KPMGコンサルティング)が幹事となり、大阪府摂津市にあるダイキン工業の研究開発拠点である「テクノロジー・イノベーションセンター(TIC)」を視察いたしました。


一志会見学会2018.02.02-01 「TIC」は、空調メーカーとして世界トップに成長したダイキン工業が、さらなる飛躍を目指すためには、各地に分散していた研究開発施設を統合すると同時に、自社技術開発に加え、広く外部からの技術導入・共同研究開発を積極的に推進する拠点として構想されたもので、構想2年、≪協創イノベーション≫をキーワードに2015年暮れに開設し、運営している、斬新なR&D施設です(総工費380億円)。

 施設全体が、社内外の協創を促進し、研究開発のスピードアップと成果の極大化を図る、そのために多様なイノベーションに挑戦を続け、技術者の限りない成長を加速する、というコンセプトのもとに、建物全体が垣根を取り払い、700人の研究者が顔を見えるように様々な『見える化』の工夫が施されています。さらに、大学等外部研究者との交流を実のあるものとするため、外部研究者が常駐して一緒に共同研究できるような配慮もなされています。空調メーカーらしく、建物全体が、知的活動を促すように最新の技術を活用した空調に制御されているのも、特色です。

 米田TICセンター長(執行役員)、及び河原副センター長から、ダイキン工業の概要、その中でのTICの位置づけ、役割について、説明をいただいた後、施設内の案内をうけましたが、何よりも明るく、開放的で、研究者同士が自然に接する機会を多くするようなレイアウトなどを見て、これからの新しいオフィス・研究室のモデルのように感じました。

 施設見学後の質疑では、参加者から「企業理念の≪人に基軸におく経営≫とはどういうことか」、「海外売上比率(2/3)が高くなっているが、人事管理はどうやっているのか」、「中国での成功の要因に何か」、「AI、IT分野の研究者は、どのように確保しているのか」、「大学など外部研究機関とのコラボレーションはどう取り組んでいるか」、「研究者の育成で工夫していることは?」などと相次ぎましたが、ダイキン工業側から一つ一つ丁寧な説明がありました。

 この後、懇親会では、視察見学の感想や近況報告などから始まり、話題が次々と広がって、にぎやかな場となり、その雰囲気が二次会まで続き、大変盛り上がりました。
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