株式会社 一柳アソシエイツ

一志会
「一志会」は、閉塞感が覆われた日本社会を活力あるものにするためには
他人任せにせずに、一人一人が「公の精神」をもって積極的に
社会との関わりを持っていくことが必要、との認識のもとに、
2010年12月に発足した限定メンバーによる新しい形の
”コミュニティー”です。ここには、一柳の生き方に賛同した
主に大企業の経営者が各分野から参加されています。

2018.09.06 更新

「一志会」第47回の例会が開催されました。

 一志会は、「公の精神」のもとに積極的に社会的責任を果たそうとの想いを共有する大企業経営幹部の「コミュニティー」ですが、8月29日に第47回例会を開催しました。


斉藤 惇 氏

斉藤 惇 氏

 今回は、(一社)日本野球機構会長日本プロフェッショナル野球組織コミッショナーで、(株)KKRジャパンKKR Global Instituteシニアフェローの斉藤惇氏をゲストにお迎えして、「日本の経営課題」と題した講話をいただきました。
 斉藤氏は、長年にわたり国際金融の世界でご活躍され、産業再生機構社長や(株)日本取引所グループの最高責任者も務められて、産業と金融の両面から、またグローバルな視点から日本経済の本質を見つめ、再生を目指してきた方です。

 冒頭、斉藤氏からは「今日の話は暗い内容になるが・・・」と断りながら、まず「我々の将来は大丈夫か」と切り出されました。「中央銀行の質を悪化させ、国民に目先の痛みを感じさせないことを評価する老齢化社会は必ず崩壊する」、「資産価格が上がるが賃金は上がらないことは貧富の格差の拡大となり、将来、社会は大混乱を招く」と警鐘されて、世界的に水をあけられてきた日本の現状、原因などについて様々な切り口から各国との比較を行い説明されました。
 特に印象深かったのは、「破壊からの創造」という視点から、フラッシュメモリーやリチウム電池、QRコードなど、日本で発明開発されたものが国内では活かされなかった事例などを挙げて、日本企業の保守的姿勢を指摘し、「技術の変化、顧客のニーズ、規則の変化に対応できない企業は困難な経営問題に遭遇する」ことを強調されました。≪破壊から生まれる創造≫のための肝について説明するとともに、最近では一部ながら、ビジネスモデルを思い切って転換するなどにより、新たな成長を目指す企業も出てきていることにも言及されました。
 また、情報産業時代における対応として、社会人の再教育システムの強化や有能な外国人の活用などにも取り組むべきと話されました。
 質疑では、低い生産性への対応、短期的視点経営からの脱却などの質問が出ましたが、斉藤氏は率直な見解を示されて、参加 会員に、大きな期待を示されました。


西本 麗 氏

西本 麗 氏

 会員の交流時間帯では、会員スピーチとして、西本・住友化学代表取締役専務執行役員から、「SDGsと民間企業の取組み―感染症対策でのリーダーシップ―」と題し、マラリア予防・撲滅のための蚊帳(「オリセットネット」)での貢献活動について紹介がなされました。
 続いて、今回初参加の竹内拓・BEENOS取締役がご挨拶されました。
更に、満倉・全日本空輸取締役常務執行役員、柴山・大和リゾート社長、田原・日本トリム取締役、坂本・パラマウントベット取締役、浦川・パロマ取締役常務執行役員、武田・レオパレス21取締役専務執行役員からも、それぞれホットな話題を提供していただきました。
 その後も、ゲストの斉藤氏を囲んで話が弾み、終始、熱気が続く中で予定の時刻を迎えました。
 
 

竹内 拓 氏

竹内 拓 氏

満倉 達彦 氏

満倉 達彦 氏

柴山 良成 氏

柴山 良成 氏

田原 周夫 氏

田原 周夫 氏

坂本 郁夫 氏

坂本 郁夫 氏

浦川 拓也 氏

浦川 拓也 氏

武田 浩 氏

武田 浩 氏

講義風景