株式会社 一柳アソシエイツ

一志会
「一志会」は、閉塞感が覆われた日本社会を活力あるものにするためには
他人任せにせずに、一人一人が「公の精神」をもって積極的に
社会との関わりを持っていくことが必要、との認識のもとに、
2010年12月に発足した限定メンバーによる新しい形の
”コミュニティー”です。ここには、一柳の生き方に賛同した
主に大企業の経営者が各分野から参加されています。

2018.12.06 更新

「一志会」第49回の例会が開催されました。

 一志会は、「公の精神」のもとに積極的に社会的責任を果たそうとの想いを共有する大企業経営幹部の「コミュニティー」ですが、11月29日に第49回例会を開催しました。


平沢 勝栄 氏

平沢 勝栄 氏

 今回は、衆議院議員平沢勝栄氏をゲストにお迎えして、「政治の話題あれこれ」と題した講話をいただきました。
 平沢議員は、1968年東大を卒業、警察庁に入庁、後藤田内閣官房長官秘書官、警察庁長官官房審議官などを経て、小選挙区制が導入された1996年の総選挙で自民党から東京17区で出馬、初当選。その後、連続8回当選し、内閣府副大臣、自民党広報本部長などを歴任したベテラン議員で、政策通で知られており、テレビなどにもよく出演されています。今回の入管法(出入国管理法)改正審議に際しては、衆議院法務委員会の自民党筆頭理事として法案審議の促進に活躍されました。
 一柳とは同期入省(庁)で、大臣秘書官を同じ時期に務めたという縁もある長い付き合いで、なんでも忌憚なく話し合える仲です。

 平沢議員は、ここだけの話をしてほしいとの一柳の要望を受けて登壇されましたが、まず政界入りのエピソードから話され、小選挙区制選挙の実態を話されました。その上で、現状の政治の課題として、①一強多弱、②小選挙区制、③官僚の人事制度、をあげられました。政党間、政党内とも、一強状態が続くと競争が行われにくくなり、緊張感が乏しく、進歩がなくなってしまうと懸念を示されました。選挙も、小選挙区制となったことで、人材が固定化し、劣化する恐れがあると話されました。さらに、官僚上層部の人事権が内閣に集約されたことでの功罪にも触れ、政権が不安定になった場合の政策運営に不安を示されました。あわせて、外交も含めて、交渉ごとにおいては、事例を挙げながら、「常に相手の立場も考えなければ、事が進まない」と話されたのも、印象的でした。
 続いて、今回の入管法改正の背景や審議の裏側などについても率直に話され、審議現場で取り仕切っていただけに、一般には報道されていない本質にかかる事柄などの説明と、『完璧な内容ではないものの、一歩前進だ』という見解に、理解が深まりました。
 質疑においては、介護施設での人手不足の実情や、専門職機能をもっと評価すべきでないか、などの質問に対しても、丁寧なコメントがありましたが、なによりも、随所に内外のエピソードを織り込み、ユーモアにあふれ、かつ本音ベースの話でぐいぐいと聴き手を引き込みましたので、≪政治の実態や政策論議の必要性が理解できた≫≪政治をもっと身近に、まじめに考える必要性がわかった≫などと、好評を博しました。

 会員スピーチでは、下村・東日本旅客鉄道法務部長から「グループ経営ビジョン『変革2017』について」と題し、安全運行確保を最大の目標としながら、非鉄道部門での事業拡大を図り、地域との共生を強化するとの説明がありました。

 今回、初参加した清明祐子・マネックスグループ常務執行役から自己紹介があり、続いて、会員近況報告として、井戸・パナソニック執行役、山田・あずさ監査法人常務執行理事、藪・蝶理取締役、澤井・ダイキン工業執行役員、富加見・MCデータ取締役副社長、川村・日本ハム代表取締役専務執行役員、古川・TMAC代表取締役社長、品川・レシップホールディングス執行役員から、ホットな話題が提供されました。
 その後も、会場ではいくつもの交流の輪ができ、にぎやかに談笑が続く中で予定の時刻を迎えました。

講話風景

講話風景

下村 直樹 氏

下村 直樹 氏

清明 祐子 氏

清明 祐子 氏

井戸 正弘 氏

井戸 正弘 氏

山田 裕行 氏

山田 裕行 氏

藪 茂正 氏

藪 茂正 氏

澤井 克行 氏

澤井 克行 氏

富加見 順 氏

富加見 順 氏

川村 浩二 氏

川村 浩二 氏

古川 英一 氏

古川 英一 氏

品川 典弘 氏

品川 典弘 氏