株式会社 一柳アソシエイツ

一志会
「一志会」は、閉塞感が覆われた日本社会を活力あるものにするためには
他人任せにせずに、一人一人が「公の精神」をもって積極的に
社会との関わりを持っていくことが必要、との認識のもとに、
2010年12月に発足した限定メンバーによる新しい形の
”コミュニティー”です。ここには、一柳の生き方に賛同した
主に大企業の経営者が各分野から参加されています。

2019.02.14 更新

一志会特別例会(資生堂掛川工場視察見学会)を開催しました。

2019年2月8日

 一志会では、定例の例会とは別に、会員有志が幹事となって、毎年、特別例会を企画・開催していますが、今回は、杉山氏(資生堂ジャパン社長)及び堆氏(宝印刷社長)が幹事となり、資生堂掛川工場を視察いたしました(会員18名が参加)。


 資生堂掛川工場は、1975年(昭和50年)に本格稼動を始め、資生堂のメーキャップ製品のマザー工場として、メーキャップ製品を中心に、スキンケア製品、ヒアルロン酸などの生産を行っており、国内外で販売されている口紅の大半を生産しています。

 まず、最初に、掛川工場の敷地に隣接した、資生堂企業資料館とアートハウスを、大木資料館長にご案内いただきました。企業資料館は、創業120周年を迎えた1992年(平成4年)に開設されましたが、日本発の洋風調剤薬局として創業した1872年(明治5年)から今日までの企業の歩みや、商品パッケージ、ポスター、新聞雑誌広告、テレビCMなどの広告関連資料やビューティコンサルタントのコステュームの変遷などの展示を見学するとともに、特別に収蔵庫の案内を受けて、膨大な資料が見事に保管されている様子を見学しました。
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 続いて、1978年(昭和53年)に開設され、2002年の全面リニューアルで美術館としての機能を高めたアートハウスで、開催中の椿の花をモチーフにした展覧会を鑑賞しましたが、資生堂が早くから日本の近現代の美術品の収集や芸術家のサポートをしてきている一端を知りました。
 掛川工場の視察見学では、概要説明を受けた後、専用着を着用して案内を受けましたが、資生堂では創業当初から≪品質第一≫をモットーとして歩んできていることを示すように、工場内はきわめて清潔に保たれ、生産工程に応じたクリーン基準を設けており、自動化ラインとセル生産ラインとをうまく併用されていました。また、中間検査工程を組み込み、品質第一が徹底されていることの説明を受けました。
2019.02.08体験-01 見学後に、ミニ体験コーナーを用意してくださり、全員が「官能色彩識別能力検査」と9色の材料を組み合わせる「カラークリエーション」の体験をしましたが、思わぬ結果に驚きの声や大きな笑いが上るなど、にぎやかな体験となりました。
 この後、斉藤工場長はじめ工場幹部との質疑となりましたが、工場の勤務体制やブランディング政策、クレーマー対策、自動化ラインとセル生産ラインとの組み合わせ管理、海外生産と国内生産との関係、ロボットなどの活用、官能パネラーの育成、外国人の採用などについて、相次いで2019.02.08体験-02質問が出されましたが、ひとつひとつ丁寧に説明をいただきました。掛川工場は、一般の工場見学を受け入れていない工場ですが、今回、特別の計らいで実現できたことに、とても有意義な視察見学会となり、参加者から、感謝の声が上がりました。

 この後、会場を移動して懇親会となりました。参加会員が自己紹介を兼ねて視察見学の感想を述べ、資生堂からも工場長はじめ協力いただいた関係者が出席されて、和気藹々とした交流を図ることができ、瞬く間に予定の時間を過ぎてしまい、実りの多い例会となりました。
 
2019.02.08集合写真