株式会社 一柳アソシエイツ

一流塾

2018.03.18 更新

一流塾(第10期)第10回講義・卒塾式が行われました

第10回 2018年3月13日(火)第10期 一流塾 卒塾式
 2017年4月開講の第10期一流塾は、この第10回が最終回です。その第1部の講義では、木村政雄氏(フリープロデューサー)から『個と経営 – 人と組織の賞味期限』と題してお話し頂きました。


 木村氏は、吉本興業の「やすしきよし」のマネージャー時代、東京事務所の起ち上げや吉本新喜劇立て直しの時期など、それぞれのご経験の秘話をちりばめたユーモアに富んだ語り口で、お話し頂きました。現在は、「量的拡大」から「質的発展」へと社会のニーズが変化しており、異なる分野の相手と協働し、枠をはみ出して流動的に対応する力が求められると説かれました。また、人や組織には「賞味期限」があり、それを延ばすための秘訣について、常識を捨ててリスクを冒して新しいことにチャレンジすることだとご自身の経験を踏まえてご紹介頂きました。塾生からは、「リスクを冒して新しい能力を開発し、賞味期限を延ばさないといけないと痛感した」、「常識にも賞味期限があるとのお話を聞いて、自分は常識に捉われていることに気づいた」といった声が上がりました。

講師 木村 政雄 氏

講師 木村 政雄 氏


 講義後には、第10期一流塾の卒塾式が開催され、一柳塾長、一流塾特別顧問の福川伸次氏((一財)地球産業文化研究所 顧問、東洋大学理事長、元通商産業事務次官)、同じく斉藤惇氏((一社)日本野球機構会長 日本プロフェッショナル野球組織コミッショナー、(株)KKRジャパン KKR Global Instituteシニアフェロー、前(株)日本取引所グループ取締役兼代表執行役グループCEO)、講師の渡邊五郎氏(元三井物産(株)副社長)、特別ゲストの白石真澄氏(関西大学 政策創造学部 教授)から祝辞を頂戴いたしました。

一柳塾長

一柳塾長

福川 伸次 氏

福川 伸次 氏

斉藤 惇 氏

斉藤 惇 氏

渡邊 五郎 氏

渡邊 五郎 氏

特別ゲスト 白石 真澄 氏

特別ゲスト
白石 真澄 氏

 一柳塾長からは、まず、先の見通せない時代にこそ、夢を持ち続け、それを行動計画に落とし込んで、実行してほしいと語られました。また、そのような時代には自分なりの生きる軸を持つことが大切であり、ビジネスにおいては、一貫して教えてきた「三方良し」が基本であることを改めて強調されました。そして、一流塾は卒塾してからもホンモノからの学びや良き仲間との出会いにより、素晴らしい学びが続くことを紹介されました。最後に、人生100年時代と言われるこれからは、自分の強みを磨き、肩書より自分の名前で仕事をして欲しいと伝えるとともに、一度限りの人生、「楽しく、明るく、面白く」生きるよう頑張って欲しいと塾生を激励されました。
 福川氏からは、一流塾では自分が将来どうあるべきかを学んだと思うが、激しいグローバリゼーションの時代には、国際的な知的交流により新しい知を生み出して国際競争を勝ち抜くとともに、人から尊敬される人間として、明るい未来の発展に貢献して欲しいと塾生を励まされました。続いて斉藤氏からは、人口減少や労働時間の減少という課題から国際競争力の低下が危惧されるなか、これからは、ぜひ世界を舞台に、多様な仲間と価値観を共有し、協働して新しいものを生み出して欲しいと塾生への期待をお伝えいただきました。そして渡邊氏からは、リーダーの資質として、心の品を大切にし、エレガンスとカリスマ性を備えたリーダーになって欲しいと塾生を激励されました。最後に白石氏からは、これから日本が直面する世界に類を見ない高齢化に対して、豊かに健康に生きるために実践すべき「教育」「教養」「絆」など7つのKについてご紹介いただき、最後に「明るい性格は財産より尊い」というお言葉とともに笑顔・笑いも人間力の1つであるとお示しになられました。
 講師陣のご祝辞の後、一柳塾長から塾生代表の平野氏(日世通商(株) 代表取締役)へ修了証書が授与されました。その後、平野氏が答辞を読みあげ、一柳塾長はじめ講師・特別ゲストの先生方への感謝、この1年間の一流塾での様々な学びや仲間との想い出、今後の更なる成長への決意などを、想いのこもった言葉で伝えられました。
卒塾集合写真


 卒塾式の後には懇親会が開かれ、これまでの学びや交流の想い出、経営者としてさらに成長したいという強い意欲など、互いの想いをぶつけ合い、講師陣も一緒になって熱心に語り合う場となりました。冒頭の福川氏による乾杯のご挨拶に続き皆勤賞の表彰があり、一柳塾長から世界で一つの“一柳”スパークリング・ワインが皆勤賞の9名に贈呈されました。また、一流塾士会(卒塾生によるOB会)のメンバーも懇親会に参加され、塾士会会長の石井氏((株)石井鐵工所 常務取締役)から、塾士会の活動のご紹介や今後の予定、入会のご案内などを、ユーモアを交えて現役生に伝えられました。
 その後、第10期生のOB会委員長の選出が行われ、平野氏(日世通商(株) 代表取締役)、塩谷氏(塩谷建設(株) 代表取締役社長)、内村氏(日比谷ともに法律事務所 弁護士)が、満場一致で選ばれました。檀上にあがった3人の委員は、卒塾後も第10期生の交流を盛り上げることを誓い合いました。
 続いて、塾生による1分間スピーチが行われました。いずれの塾生も一流塾の1年間の感想や学んだこと、今後の抱負などについてジョークを交えて語り、そのユーモアに溢れたスピーチに会場が笑いに包まれました。スピーチには、「一柳塾長のような人間力あふれる人間になりたい」、「ホンモノの講師陣と身近に交流でき、自分の意識が変わっていくのが分かった」、「卒塾したがこれからが真価を問われる。学んだことを経営に生かしていきたい」、「ここで出会った仲間は欠けがえのない宝となった」など、いろいろな想いが披露されました。
 懇親会の後、塾生有志が塾長を囲んで行われた放談会では、塾長と塾生が一年間の思い出などを振り返りながら、楽しい会話で大いに盛り上がり、名残惜しさを感じながらもそれぞれ今後の活躍を誓い合い、裃を脱いだ語らいで賑やかな交流が深夜まで続きました。
 
【事務局長コメント】
 第10期の塾生44名全員が無事に卒塾を迎えました。
 当初はなかなか同期同士のつながりが強くなっていかない印象がありましたが、回を重ねるごとに雰囲気が良くなって、卒塾時にはすっかり打ち解け、横のつながりが強くなりました。第10期のOB会の委員も選出され、早速、今後の企画を考えたり、OB会幹部と打ち合わせたりと、第10期OB生も盛り上がりに期待できそうで、今後は期を超えた縦のつながりも強化して、ビジネスコラボレーションなどに発展させてほしいです。
 1分間スピーチでは、半数以上の塾生が、柔らかい話や艶のある話を上手に盛り込み、ユーモアあふれるスピーチに仕上げられ、本当に成長されたなあと感心するとともに、一流塾に入塾して来られる方のポテンシャルの高さを改めて実感しました。
 放談会では、この1年間を振り返って、思い出話に花が咲いていましたが、ある塾生は、自分たちは一流塾卒塾生の誇りを持って日本を代表する経営者が一流塾から出てくるように自分たちがOBになっても引っ張っていかないといけないと目を輝かせていたのが、とても頼もしく、印象的でした。
 私も期の途中から事務局長を務めさせていただきましたが、塾長や講師の先生方、塾生の皆様にはご不安をおかけいたしましたが、皆様の温かいご協力により、無事に第10期のプログラムを終了することができました。この場を借りて皆様に深く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。