一志会 2010年10月に発足した限定メンバーによる
新しい形のコミュニティ

2025年7月15日 一志会特別例会(NTT技術史料館・技術展示ホール)を実施しました。

2025.07.16 更新

 一志会では、例会とは別に、会員有志が幹事となって、特別例会を企画・開催しております。今回は木上氏(西日本電信電話代表取締役副社長)が幹事となり、会員20名が参加し、NTT武蔵野研究開発センター内にあるNTT技術史料館・技術展示ホールの研修を実施しました。

【辻所長による説明】
【 懐かしのガラケーがずらり‼ 】

 NTT武蔵野研究開発センターは、旧中島飛行機の広大な跡地に3,300名が先進的な研究開発等を行う緑豊かな施設でした。
今回は大勢の参加となったため、2班に分かれて、見学を実施いたしましたが、最初の技術史料館では通信の歴史について学びました。「電信電話ことはじめ」というコーナーでは、絵が動いているように見える変幻灯を使った歴史展示があり、参加した会員から「この技術はいろいろな場面で使えるのでは。」という声が上がっていました。またショルダーフォンや自動車電話、ポケットベルやPHS、ガラケーなど今回の参加者もかつて使っていた通信機器も展示されており、参加された会員の皆様はかつて使用していた頃の懐かしい記憶が蘇っている様子でした。

 続く技術展示ホールでは、辻情報ネットワーク総合研究所所長はじめNTTのトップクラスの研究者の皆様から、最先端IOWNのAPN(オールフォトニクスネットワーク)による125倍の大容量化、200分の1の低遅延化、さらには電力効率100倍へ向けた研究により、データセンターでの活用事例などコンピューターインフラへの貢献や、3D点群技術を活用した大阪・関西万博で行われたデモとその可能性のご紹介、さらに宇宙ビジネスに関する基礎研究や、生成AI(tsuzumi)のデモなど最先端の取組などを紹介いただきました。またAIを会議に活用することで会議の活性化を図り、さらに地域創生につなげる取組などもご紹介いただきました。

【見学の様子】

 参加いただいた会員からも、「宇宙も含めて技術がここまで進んでいることに大変驚いた。」、「現状は海外ベンダに依存することが多い中、NTT様の取り組みはとても頼もしく、期待をいたしました。」、「個人的に関連あるテーマもあり大変有意義な機会になりました。」という声をいただきました。

【集合写真】

 この後、研究所内のレストランで、見学会でご説明いただいた研究者の皆様にもご参加いただき懇親会を行いました。NTTグループで行っている陸上養殖した海老のお料理や、NTT特製の白ワインをいただきながら懇親を深めました。またそれぞれの研究者の皆様からさらに詳細なお話をお聞することで、より理解を深め、それぞれの研究開発の可能性を感じることが出き、瞬く間に予定の時間を過ぎてしまう、実りの多い例会となりました。

【懇親会】                         【二次会】

 その後場所を移し、有志の会員と今回事務方としてお世話になったNTTの皆様にもご参加いただき2次会を行い、本音ベースの交流会で盛り上がりました。

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