一流塾

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一流塾(第16期)第10回・卒塾式が行われました

2024.03.15 更新

第10回 2024年3月13日(水)第16期 一流塾 卒塾式

講師 斉藤氏

 2023年4月開講の第16期一流塾は、この第10回が最終回です。第1部の講義では、斉藤惇氏(一流塾特別顧問、㈱KKRジャパン会長 、前(一社)日本野球機構会長 日本プロフェッショナル野球組織コミッショナー、元㈱日本取引所グループ取締役兼代表執行役グループCEO)が『企業価値向上の経営』と題して、講義を行いました。冒頭、日本企業の資本効率と生産性の低さをお話しされ、企業統治強化の必要性や株主重視経営への転換、株主重視経営が大事であり、生産性向上にはルール依存からの脱却が必要であり、従業員の能力開発と賃金引き上げを通じたモチベーション向上が重要とお話しいただきました。

 講義後には、第16期一流塾の卒塾式が開催され、一柳塾長、第一講義から引き続きご参加いただいた一流塾特別顧問 斉藤惇氏、一流塾顧問の八木洋介氏(㈱people first 代表取締役、元㈱LIXILグループ 執行役副社長)、同じく一流塾顧問の白石真澄氏(関西大学 政策創造学部 教授)からご祝辞を頂戴いたしました。

 はじめに一柳塾長より、「先が見えない激動の時代を迎えています。一方そのようなの中で、一流塾の「ホンモノ」を持った講師陣から、色々な考え方や価値観を学ばれたと思います。これからの経営者は、枠からはみ出して横串をはってノリシロを広げ人間力を高めることが求められます。講義でもお話ししましたが「単短表静」から「多長本動」へ多面的、長期的、本質的、動態的にものを見ることが大事です。大切なことは自らが一歩前へ出て実践することです。Just do it!! 一度限りの人生、明るく、楽しく、面白く生きて下さい。今後の皆さんの活躍を願っています。」と述べられました。

一柳塾長        斉藤特別顧問        八木顧問         白石顧問           総代 中山氏

 斉藤氏からは、「日本の現状を過度に悲観することなく、適度な自信を持つことが大切です」とお話しいただきました。また八木氏からは、「自社らしい戦略の重要性が指摘され、単純にベストプラクティスを真似るのではなく、自社の課題解決にフォーカスした戦略が必要だ」と塾生を鼓舞されました。白石氏からは「企業にとってグローバル人材の重要性が高まっていること、外国人材の採用にあたって政策上の課題がある」と述べられました。

 講師陣のご祝辞の後、一柳塾長から塾生代表の中山亮太郎氏(㈱マクアケ 代表取締役社長)へ卒塾証書が授与されました。その後、中山氏が答辞を読みあげ、一柳塾長はじめ講師・特別ゲストの先生方への感謝、この1年間の一流塾での様々な学びや、今後の更なる成長と未来への貢献への決意などを、想いのこもった言葉で伝えました。

 卒塾式の後には懇親会が開かれ、これまでの学びや交流の想い出、経営者としてさらに成長したいという強い意欲など、互いの想いをぶつけ合い、講師陣も一緒になって熱心に語り合う場となりました。斉藤氏による乾杯のご挨拶に続き皆勤賞の表彰があり、開塾式でご登壇された文化勲章受章の絹谷画伯が描いた一柳塾長の似顔絵がラベルになっている世界で一つの“一柳ワイン”が皆勤賞の24名に贈呈されました。また本年はシンガポールから通塾され皆勤賞をとられた加藤氏(WIPLUS PTE.LTD.)に特別皆勤賞として塾長の色紙が贈呈されました。

 つぎに第16期の卒塾生組織の委員として、委員長に古畑氏(古賀オール㈱)、副委員長に北本氏(幸福ホールディングス㈱)、山本氏(代々木オール㈱)が選出され、満場一致で承認されました。檀上にあがった3人の委員は、卒塾後も第16期生の交流を盛り上げることを誓いました。

 また、一流塾士会のメンバーも懇親会に参加され、塾士会会長の石井氏(㈱石井鐵工所 代表取締役社長)から、塾士会の活動のご紹介や今後の予定、入会のご案内などを、ユーモアを交えて現役生に伝えられました。その後、ご参加の卒塾生のご紹介がありました。

 続いて、塾生による1分間スピーチが行われました。いずれの塾生も熱い思いで1年間の感想や学んだこと、今後の抱負などについてジョークを交えて語り、そのユーモアに溢れたスピーチに会場が笑いに包まれました。更にスピーチ優秀者には、先生方より直筆の色紙をいただき選ばれた塾生は大変感激していました。

スピーチ優秀者の表彰

 その後第16期生から先生方へ感謝の花束の贈呈があり塾長には田中氏(㈱菓匠三全)の「萩の月」が贈られました。

 懇親会の後の有志を集めた放談会では裃を脱いだ交流が遅くまでつづきました。

第16期一流塾 卒塾記念撮影

【事務局長コメント】
第16期の卒塾式が無事に終わりました。コロナが5類に移行した16期は一流塾の魅力の一つでもある交流が復活した1年でした。
卒塾式で総代の中山さんの答辞を聞きながら、塾生の笑顔や、一流塾を常に支えてくださっている特別顧問、顧問、講師、ゲストの先生方、日々駆け回ってくれた事務局、多くの塾士会の皆様からの励ましを思い出し、感謝でいっぱいになりました。ご祝辞をいただいた塾長、先生方のお言葉も、本当に素晴らしいものでした。
16期の皆勤賞は24人!更に海外から参加した塾生へ特別皆勤賞!本当に素晴らしい。みなさんこの学びと、経験を今後も是非活かしてください!
卒塾おめでとうございました。

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