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一流塾(第15期)第7回が行われました

2022.11.18 更新

第7回 2022年11月16日(水)

【一柳塾長】

第7回の一流塾では、講師に岩田彰一郎氏(㈱フォース・マーケティング アンド マネジメント 代表取締役社長、元アスクル㈱代表取締役社長兼CEO)と一流塾特別顧問の福川伸次氏((一財)地球産業文化研究所顧問、東洋大学総長、元通商産業事務次官)を、懇親会の特別ゲストには野田聖子氏(衆議院議員、自由民主党 情報通信戦略調査会長、前内閣府特命担当大臣、元自由民主党幹事長代行、元郵政大臣、元消費者行政推進担当・宇宙開発担当大臣、元総務大臣・女性活躍担当大臣)をお迎えしました。また懇親会には、一流塾特別顧問の斉藤惇氏((一社)日本野球機構会長日本プロフェッショナル野球組織コミッショナー、㈱KKRジャパン KKR Global Instituteシニアフェロー、前㈱日本取引所グループ取締役兼代表執行役グループCEO)と一流塾顧問の八木洋介氏(㈱people first 代表取締役)もご出席頂きました。

【講師 岩田氏】

 第1部では、『新しい経営哲学~社会益創造企業の実現に向けて~』と題して岩田氏が講義を行いました。講義では、アスクルの社長時代に起きた様々な出来事を通し、困難を生き抜いていくための考え方の基礎になる思想や哲学をわかりやすくご説明くださいました。また、経営者の生き様で社員の運命を変えてしまう覚悟をもっていなくてはいけない、経営者として「自分はどうしたいのか」という意思が大事であること、そのための「大義」を常に意識して経営を行うことをお話しされました。塾生からは、「アスクルを去ることになった 経緯、潔さ、人生に対する真摯なとりくみに 大変感銘を受けました」、「終始穏やかな表情、そして落ち着いた口調から発せられるお話から、今までに多くの辛酸、ご苦労を重ねられたオーラを感じました。」といった感想が寄せられました。

【講師 福川氏】

 第2部では、『日本力の再生、企業経営に新たな地平を拓こう―経営者への期待、広い視野、深い思索、果断な行動―』と題して福川氏が講義を行いました。資料をもとに日本の低迷を招いた背景や原因を多面的な角度からお話しいただき、日本が強くなるには、企業が強くなること、企業が強くなるには経営者が強くなることで  あり、社会の空気を変えていくことの大切さをわかりやすくご説明くださいました。塾生からは、「福川先生の講義ではいつも幅広いものの見方や情勢を分かりやすくお話をいただき、勉強になります。マクロの視点から自分たち企業のミクロの目線でどうこの難しい時代を乗り越えて行くべきか考えたいと思います。」などの感想が寄せられました。

【乾杯 福川氏】
【特別ゲスト 野田氏】

 懇親会では、一柳塾長による開会の挨拶ならびに福川先生の乾杯の後、特別ゲストの野田聖子氏から『もはや、昭和ではない』と題して卓話を頂きました。野田氏は、自身が設立に尽力された来年4月より設立されるこども政策に関する司令塔機能を一本化するための「こども家庭庁」について少子化が日本の一番の課題であることともに、少子化問題が少しでも良くなることで、 様々な問題が解決されることを分かりやすくお話しくださいました。塾生からも「少子化問題は、まさに日本の安全保障上の危機であり、我々経営側も自らの意識を変えて実行すべき点であること。」、「野田先生のお話は政治家の方のお話とは思えない程、自分たちが考える国民の目線に立った課題の捉え方、そして具体的な対応策をお話しいただき、多くの感銘を受けました。 少子化問題は私も日本の国策で一番に考えるべき課題であり、「こども家庭庁」の創設や今後の取り組みについて心より応援しております。」など意見があがりました。

【懇親会風景】

卓話の後、特別顧問の斉藤氏、顧問の八木氏、から塾生への激励を交えたお言葉を頂戴し、塾生からは、「『政策が間違ったら市場が反応する』というイギリスの健全な状態を学びました。」、「『建前を言ったら、本音は隠してでもやり通す』という言葉が刺さりました。」という声があがっていました

懇親会後、少人数で開催した塾生有志による塾長を囲む放談会では、ゲストをお迎えして議論が盛り上がり、ゲスト・塾生の交流はタイムリミット迄つづきました。

【事務局長コメント】
第15期一流塾も第7回目となり、塾生たちも非常に積極的で、講義後の質疑応答では、次々と質問が飛び出し、懇親会で引き続きの質問を行うなど、貪欲な姿勢が見られました。放談会も、ゲストをお迎えし少人数とは思えないほどの盛り上がりで、一柳節も健在でした。次回の例会は、年明けの1月となりますが、その前に、12月には、現役生とOB生が参加する合同忘年会です。皆様、楽しみにしてご参加ください。

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