NEWS

2020年11月21日 当社CEO一柳が塾頭を務める「とやま起業未来塾」で最終発表会・修了式が行われました。

2020.12.01 更新

一柳が創設以来16年間ずっと塾頭を務めている「とやま起業未来塾」では、いよいよ第16期の最終日を迎えました。今期のカリキュラムの総括として、21名の塾生から絞り込まれた8名が、それぞれのビジネス・プランの最終発表を行いました。

新田知事や水口塾長らが出席された最終審査会において、「医薬品産業の未来に“Big Bridge”(大きな橋)を架ける」を発表した大橋哲人氏が最優秀賞に、「食品サンプルの可能性を引き出すリアルでアート 進化形お供物」を発表した滝川真弓氏が優秀賞に、「スポーツで壁を感じたアナタへ」を発表した杉原史浩氏が優良賞に選定され、また「化粧療法で健幸計画」を発表した秋月伊紀子氏が特別賞に選定されました。

表彰式・修了式では、塾頭として一柳が、「皆様は、夢・情熱・志を持っておられる、プレゼンから物凄くそれが伝わってきた。16年間塾頭をやってきましたが、本当にプレゼンは上手になりました。ただ、やはりお客様の声を入れて欲しい。短い時間で自分のやりたいことを話すことも大事だが、体験者の声をいれることも非常に大事だと思います」と語りました。

そして、「今、コロナ禍でデジタル、リモート、オンラインなどのキーワードが飛び交っているが、そのような中でIT化が遅れている農業や畜産にITをどう応用していくかが課題である。デジタルなどを苦手とする高齢の男性に女性が教えると一生懸命勉強し、上手くいくことが多いため、是非ビジネスでもそのような視点を上手に入れて欲しい」と述べるとともに、過去のエピソードとして、一流塾の入塾式に安倍総理がお祝いにきてくれたことに「感動した」と言っている塾生に対して「感動するのは誰でもできる、この小さい私塾にわざわざ一国の総理がなぜ来てくれたのか?その裏の仕掛けを考える、それを勉強するのがこの塾である」と檄を飛ばしたお話に触れ、「皆が総理を呼びたいと思ったら明日から何をすべきかを考えて欲しい。そういう人間の裏の舞台や世の中の動きが分かるように引き続き勉強してほしい」と塾生を鼓舞しました。

最後は「この国にはたくさん課題があります。行動に移すこと、チャレンジすることを忘れないで是非頑張っていただきたいと思います。今日は本当に卒業おめでとうございました。」と塾生への激励の言葉で締めくくりました。

とやま起業未来塾は、厳しい地域経済の中で開業率を上げることを目標にしており、2019年度までの15年間で輩出された347名の修了生のうち、250名が起業を行っている(開業率72.0%)という実績があります。今期の塾生も卒塾後の活躍が期待されます。

修了式後に開催された交流会はコロナ対策を講じながら開催されました。各賞の受賞者に副賞が授与され、皆勤の皆様には皆勤賞が授与されました。塾生達は今後に向けて決意を新たにしていました

一覧へ戻る