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2022年2月8日 当社CEO一柳が日本政策金融公庫本店で講演を行いました。

2022.02.10 更新

一柳CEO

 当社CEO一柳良雄が、日本政策金融公庫本店で「変革の時代に求められる元気と知恵の経営」と題した講演を行いました。
 講演は、日本政策金融公庫・東京支店・中小企業営二事業の取引先経営者で構成する「営二懇話会」が主催する「経営者研修会」として開催されたものです。今回は、新型コロナウイルスの感染急拡大のため、会場参加人数を大幅に縮小し、他方、来場できない懇話会会員の皆様に対して動画を配信するハイブリッド型で行われました。

 一柳は、まず冒頭に、日本の置かれている環境、特にコロナ禍で露呈した日本の弱点とその原因を述べ、その後、自らエリート官僚のポストを捨てベンチャー支援を目指して起業した背景や苦労・苦心の様子などをエピソードを交えて披露しました。そして、起業時に苦労した経験から、人は肩書きではなく自分の理念を持っておくことの重要性を説きました。
 いつもの一柳節で随所に笑いを誘いながら、世の中のパラダイムが大きく転換していること、それに伴い企業経営の在り方も激変していることを、一柳自身が見聞し、あるいは指導した多くの事例をあげて分かりやすく説明しました。

 また、混迷する時代の中では、リーダーは「多長本動」、すなわち“面的”、“期的”、“質的”、“態的”な視点から物事をみる必要がある、と具体例を交え解説し、活躍するリーダーが共通して持っている要素は、夢・ビジョンなどの「志」と「知恵と頑張り」、そして「人間力」であることを田中角榮元総理のエピソードなどを交え、わかりやすく説明しました。
 最後に「人生は一度きり、その一度限りの人生の有限な時間をどのように優先順位を付けて配分するのか、納得いく有意義な人生を送るために是非考えて欲しい」、「あなたはこれからどうするか。主人公はあなた自身。ぜひ行動を!」と鼓舞し、講演を締めくくりました。

 その後の質疑応答では、「日本の活力向上の源であるベンチャーがもっと活躍するための方策はどうあるべきか」、「独立直後の厳しい時期に支えとなったことは何か」など様々な角度からの質問が出ましたが、一柳は一つ一つ丁寧にユーモアを交えながら回答し、会場からは「時間を忘れて聞き入ってしまった」「具体的な話でとても分かりやすい」と好評のうちに終了しました。

ハイブリット型で行われた会場の様子
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