株式会社 一柳アソシエイツ

一柳良雄の志         
「夢」

 夢を持つ、これほど大切なことはありません。1年後のこと、10年後のこと、20年後の事、色んなスパンで夢を描くことはとても大切なこと。そして自分の夢が、時間の経過と共にどう変化したのか。どんな形で実現したのか、しなかったのか。実現しなかった夢はどこへいったのか、あきらめたのか。実現できなかったこととどんな風に折り合いをつけたのか、そういう風なことを振り返って考えてみるのも、新たな夢の実現のために、次の一歩を踏み出すのに必要な時間だと思うのです。

 これまでも、折に触れわが身を振り返りながら、新たなる夢を語ってきました。齢70、今の夢はと言えば、一柳アソシエイツの課題は「育成と発信」ですから、やはりソコですね。私の人生いつまで続くかはわからないけれど、自分が元気な間はこの2つの課題に取り組み続けたい。育成としては「立派な教え子をいっぱい作りたい」「一柳を信頼し僕の思っている事の一部なり半分でもDNA的に引き継いでくれるようなそういう人達を少しでも多く育てたい」「リーダーたる人材を社会へ」そんなことを考えています。今、経営者に求められるもの、理念や社是、経営ポリシーというのも必要でしょうが、ソレを突き詰めると宗教っぽくなってきてしまうところがありますよね。正しいことを信ずる、それが行き過ぎると自分を見失ってしまう。そこら辺をどんな塩梅で経営に生かしていくのかみたいなことも、育成の課題かなと思っています。アメリカの経営論は非常に合理的でビジネスを進めるにあたっては素晴らしいものですが、それとは少し違う日本の経営理念、“利他”とか“知足”とか、外国の人には理解しにくい内容でしょうが、“タライの水”のような考え方が日本人にはある。そこから生まれる思想や、そういう思いが故に成功するビジネスもたくさんあるのだと思います。明治維新なども大いに成功したというのは、誰も私利私欲で動いていない。公のために、日本のために、こういう考え方が日本の美しいところだという気がします。そんな考え方を次世代へつなげ、この国が世界から尊敬される国として続いていく。これは今の一柳の大きな夢です。

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