株式会社 一柳アソシエイツ

一柳良雄の志         
「知恵」と「人間力」の大切さ

 これまでの時代、資本や技術など、ある種「もの」的、機械的要素が世の中を切り開いていた。
しかし、これからは、「もの」ではなく「こと」の時代なのではないか。
形ではないもの、そこに、どのような価値を見つけ意味を見出していくのかということが重要な時代
まさに「人間力」の問われる時代なのである。

 人間は、一見、関係のなさそうに思えるものを結び付け、そこに意味や意義を付け加える
「知恵」を持っている。
人間にはこうしたい、ああなりたいという夢や情熱がある。
それを、持っている人間が、次の世の中を作っていくのだ。
ものの中から内発的に、意義や意味が出てくるのではなく
あくまでも人間のこうありたいという思いが先である。
今までの日本は、欧米の後追いで目標をたて、製品の完成度を上げて
大量に効率的にものを作っていけばよかった。
みんながその目標を目指して、一致団結して取り組み
その結果、幸いにも国という単位で成功した。
しかし、これからは、そうはいかない時代だ。
こうあるべきだという自身の基本的考え方の元
自らが価値をつくりだしていかなければならない。
過去の延長をつくるだけでは日本には、勝ち目がないのである。
出発点は、まさに、人がこうありたいという思いや夢
つまり、「人間力」である。
日本には、世界を基準に考えた時、相対的に、思いや夢を実現し得る
現実的な条件がまだ備わっている。
技術力があり、人的資本があり、お金もある。
推進力の源泉となる、強い思いや夢を描く人間力が啓かれれば
この日本が、新しい世の中に新しい価値をつくりだしていく可能性を
十分に持っていると思うのである。

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